こんにちは、いけこです。
私は、20歳から24歳までの間空港職員として働いていました。
俗にいう「グランドハンドリング」という仕事です。
そこで今回は、今若い方々が憧れている仕事「グランドハンドリング」にどうしたらなれるのか、まとめてみました!
ぜひ最後までご覧になって下さい。
この記事で分かること
✔グランドハンドリングになるために必要な資格やスキルが分かる。
✔グランドハンドリング会社が欲しがる人材とは? それについて答えます!
目次
学校選びから始まっています!
大学・短大
グランドハンドリング会社の在籍者は、比較的偏差値が高い大学を卒業されてきている方々が多いです。
特に、主要空港と言われる大きな空港では、採用の競争率がすごく高いので、優秀な方を入れたいと思っています。
その中でも有利となる学科があります。
✔国際(教養)学科など、外国語専攻で学ぶ学科
✔エアラインビジネス学科
✔エアラインビジネス学科
この2つに関しては、「将来空港で働くぞ!」という意志の表れなので、ここで優秀な成績で卒業すれば、面接時にも非常にアピールできます。
まずはどうしたらグランドハンドリングになれるのか、学科を選びましょう。
専門学校
大学や短大へ行かなくても、専門学校からグランドハンドリングになる方々も多数います。
グランドハンドリングになるための専門学校は下記の通りです。
✔航空専門学校(エアポートサービス学科など)
✔外国語専門学校(エアライン学科など)
✔観光専門学校(エアライン学科など)
✔外国語専門学校(エアライン学科など)
✔観光専門学校(エアライン学科など)
それぞれ学校で学科の名称が変わりますが、グランドハンドリングになれるための学科は大きく3つになります。
専門学校では、実習などの授業があり、空港で働く感覚が学生の時から習得することができます。また、実際に空港へ行って研修する学校もあるので、選択肢はかなり多いです。
学校で習得すべき資格やスキル
英語(TOEIC)
現在は、グランドハンドリングでも英語のスキルは必須化しつつあります。
日本もグローバル化している証拠ですね。
グランドハンドリング会社の募集要項を見ると、大体必要なスキルが書いてあります。
✔TOEIC500点以上が望ましい
(英検はあまり重要視しておりません)
(英検はあまり重要視しておりません)
学校では、英検を取得できるように勉強するところもありますが、日常会話を向上させるためには、TOEICの高スコアが必要とされています。
中でも500点がグランドハンドリング会社の合否の基準となるそうです。
参考程度ですが、TOEIC500点は英検2級か準2級レベルです。
中学~高校卒業までのレベルと言われています。
中学~高校卒業までのレベルと言われています。
グランドハンドリングの各仕事内容の勉強
グランドハンドリングでも様々な仕事があります。
✔航空機誘導(マーシャリング)
✔プッシュバック・トーイング
✔貨物・手荷物の搭載
✔PBB(パッセンジャーボーディングブリッジ)の運転
✔プッシュバック・トーイング
✔貨物・手荷物の搭載
✔PBB(パッセンジャーボーディングブリッジ)の運転
以上4つが大まかな仕事ですが、それぞれどんな仕事内容で、どの車両を使い、何人で1機をハンドリングするなど・・・しっかり覚えておく必要があります。
なんとなくこの仕事がやりたい!でも構いませんが、具体的な目標があると、何を勉強したら良いのか分かりやすいですよね。
各仕事を把握していれば、採用面接時にも入りたい熱意が面接官に伝わることができるので、将来こうなりたい!という目標だけは考えておくと良いと思います。
以下の本は、航空専門学校でも使用されているグランドハンドリングの専門書です。
グランドハンドリング会社の欲する人材
近年、様々な仕事をできる人を採用している
グランドハンドリング会社でも、グランドハンドリング以外の仕事を行っている会社は少なくはありません。
✔旅客業務(カウンター接客など)
✔航空貨物の取り扱い(エアカーゴ)
✔運行管理者(オペレーション統括)
✔総務・人事関連の業務
✔航空貨物の取り扱い(エアカーゴ)
✔運行管理者(オペレーション統括)
✔総務・人事関連の業務
これらを全て1社で行っている会社も少なくはありません。
そして、グランドハンドリング会社には役職というものが大きく3つに分けてあります。
✔契約社員(固定の部署)
✔総合職(幅広い仕事をこなすため、異動あり)
✔プロフェッショナル職(固定の部署で極めていく)
✔総合職(幅広い仕事をこなすため、異動あり)
✔プロフェッショナル職(固定の部署で極めていく)
これを見ると総合職に関しては、空港全体の仕事の把握や運航・会社の運営に直接関わってくる部署にも配属になります。
近年は、こういった幅広いスキルを持ち、前工程→後工程まで全てを網羅した人材というものを育てています。
積極的に動く、やる気・熱意のある人を募集しやすい
グランドハンドリング会社の特長として、体育会系の文化が多少残っています。(良くも悪くも)
そういう文化が残っていますが、特に採用の時に人事の人が重要視するところを挙げます。
✔明るく元気、声に張りがある
✔些細なことでも気を遣うことができ、積極的に行動できる
✔とにかくやる気・熱意のある人
✔些細なことでも気を遣うことができ、積極的に行動できる
✔とにかくやる気・熱意のある人
一部体育会系の文化に当てはまることかもしれませんが・・・とにかく元気・動く・熱量!この3つがあれば採用されやすいと考えています。
それは、私が4年間グランドハンドリング会社で経験してきたことであり、その4年間で生き残ってきた人がほぼ全員、同じ傾向の人だったからです。
グランドハンドリングとしてどうなりたいのかが重要
これはグランドハンドリング会社だけに言うことではありませんが、きちんと自分と会社のこと、どうなっていきたいのか考えられる人材を求めています。
✔グランドハンドリングとして将来どうなっていきたいのか、単年ごとに目標を決める
✔インストラクターや出向など、幅広いスキルを手に入れることを視野に入れておく
✔他部署への異動も覚悟し、積極的に経験を積んでいく
✔当然ビジネスマナーも習得し、スキルアップを図る
✔インストラクターや出向など、幅広いスキルを手に入れることを視野に入れておく
✔他部署への異動も覚悟し、積極的に経験を積んでいく
✔当然ビジネスマナーも習得し、スキルアップを図る
特にグランドハンドリング(他部署の空港スタッフ)は、インストラクターの資格取得でどんどん出世していきます。
インストラクターの資格も様々で、各業務ごとに小分けにインストラクターの資格を取得していく方式が多いです。
中には、5年以上経験が無いと取得できない資格もあります。答えは、トーイング・プッシュバック業務です。これはかなりの技量が求められるので、一番最初からできる業務ではありません。